サイト:小説家になろう
アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。
自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18歳の日本人であったこと、幼い少女を助けようとして命を落としたこと、そして、神様に出会ったことを……。
自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18歳の日本人であったこと、幼い少女を助けようとして命を落としたこと、そして、神様に出会ったことを……。
少々出来が良過ぎたために周りの期待が大きく、思うように生きることができなかった海里は、望みを尋ねる神様にこうお願いしたのであった。
『次の人生、能力は平均値でお願いします!』
なのに、何だか話が違うよ!
3つの名前を持つ少女、うっかりS級ハンターなんかにならないように気を付けて、普通に生きて行きます。
だって、私はごく普通の、平凡な女の子なんだからね。いや、ホント。
12話までの感想。
異世界転生女主人公。書籍化した。
この手のタイトルは見るだけで読む気が失せるけど気合を入れて読んだ。
予想に反して中々読ませる文章。
女主人公は気に入らないタイプが多いけど、この主人公は不快に感じることが少ない。
登場人物は多少は見れるけど、やっぱり主人公すげえのための道具。
ストーリーも同じく主人公すげえのため。でもこういうのが受けるのも理解できる。
ストレス溜まらないし分かりやすい文でスラスラ読めるから、こういうのが丁度いいんだろう。